敗者のゲーム
こちらも衝撃の一冊
チャールズ・エリス 「敗者のゲーム」
私の本棚に殿堂入りし、金持ち父さんと並んで置いてあります。
数百冊読んで残っているのは、あと1冊はポートフォリオの本で合計3冊です。
今まで読んだ本は何だったのだろうと、もっと早くに出会いたかったです。
お前みたいな素人はアクティブで運用せず、インデックスで長期投資しろ。本を読んで、なんで負けるのか教えてもらったのです。
短期で売買するのではなく、長期で運用せよ。
殆どの投資家はインデックスを上回ることはできず、平均に勝てない。
はい、平均以下でした。いっぱい、短期売買してました。
売買のタイミングも、凡人にはわからないのだから市場から、動くなとも書いてあったと思います。
稲妻が輝く瞬間(株が爆上げする時)はわからないのだから、ずっと市場に居続けなさい。
米国株のデータでは72年間のうち、5日のベストの日を逃すと利益は半減する。驚愕のデータが書かれていました。
勝つ資産運用ではなく、負けない資産運用をすること。
この本を読んでから精神的にも楽になり、今では株の上げ下げはあまり気にもならず、ほとんど株価を見る事はなくなりました。
凡人の私は稲妻が輝く瞬間などわかりません。長期的に人間の欲望(経済発展)に投資する事と運用の考え方を改めました。
今までは投資ではなく、投機だと気付いたのです。
ハートがガラスの私にはぴったりの本でした。
ここからは、インデックスやETFを使い毎月コツコツ積立てをして年末にポートフォリオに基づいてリバランスを始めました。
効果は抜群でした、積立は買うタイミングなど関係なく月1回適当な日に積み立てています。
タイミングを考えないのはとても楽で、楽して勝てるならもう言う事はありません。これをずっと続けることによって資産は面白いように増えていきました。